小学時代、マッキンは母に連れられて年に1〜2回ほど、いとこの家に遊びに行くことがあったんですけど、いとこのおねーちゃんと一緒に絵を描いたり、作ったグラデ便箋イラスト(知ってる人は知ってる例の便箋)を見せてもらったり、アニメ見たり、超のほほんとした遊びをするのが楽しかった。
そんないとこの家には漫画がたくさんあって、それには私より母が興味津々だったんだけど。
そんな漫画王国に住んでいるいとこに「何かオススメの漫画ある?」と母が聞いた時に紹介してもらったのが、鋼の錬金術師。
ちゃお派でゴリゴリの少女漫画っ子マッキン氏、その時は少年漫画に全く興味なかったので鬼スルーしたんだけど母はかなり興味を持ったみたいで、後日ハガレン単行本買って来てた。
で、は〜〜〜〜〜〜ちゃお欲しかった〜〜〜〜〜と思いながら一応パラパラページをめくってみると、
錬金術、機械鎧、賢者の石、ホムンクルス、錬成陣エトセトラ、聞いたことのないかっこいい単語と王道少年漫画とは違ったなんとなく暗くて(いい意味でね!)重厚感満載なダークファンタジー、かっこいい登場人物、可愛いヒロイン、兄弟愛に国家絡みの不穏な陰謀、ところによりクスッと笑えるギャグ、そして何よりかっこいいイラストに、当時小学3年のワイはものの一瞬でハガレン沼にまんまとハマったのである。
小3の時は「ワイも手を合わせたら何か錬成できるのでは・・・?」と本気で思ってた時期があったし、手をパンッ!!!!と合わせて錬成しようとしてみたりしたことがだいぶあったので今考えると中二病患うの相当早かった
そんな感じで暇さえあればハガレン読んでたしハガレンの絵描いてたんだけど、アニメ版を見てさらにオタク化に拍車がかかって、お小遣いでアニメディアを買うようになり、「カラー砂を使ってステンドグラス風イラストを作ろう!」という図工の授業ではみんな可愛い動物や自画像などを形どっている中アニメディア付録のハガレンアニメポスターを元にステンドグラス風ハガレンイラストをガチで作る暴挙に出るなど生活にハガレンが関わらない日がないくらいハガレンが好きだった。最終巻を手に取った時は「あー、もう読めないのかー」と寂しくなったの超覚えてる。
時が経ち、2017年10月。
鋼の錬金術師展 in 東京
行 っ て 来 ま し た
おかえりハガレン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜;;
荒川弘先生のハガレン生原画が見れる夢のような展示会です。最終日に行ったんですけど、朝から並んで全部見終わったのが15時過ぎくらい。さすが東京、人の数が半端なさすぎた・・・!
入口の無料展示ブースには等身大アルがいたよ!
ひーーーーーーー!
かっこいいーーーーーーーーーーー!!!!!
チョークに感動した。手元に収納されてるのめっちゃ便利
あと、12月公開の実写ハガレン映画の撮影で実際に使用した衣装もあったよ
エドの機械鎧もかっこよかったよ。めちゃくちゃリアル。
あと、大佐の衣装もすごくかっこよかったんだけど指パッチン手袋超よかったよ!!!!!(語彙力)
汚れとかリアルだったし生地の色も本物感(?)があって「じ、実写だ・・・!」と思った。
生原画ブースは基本撮影禁止なんだけど、こういう細かい部分もハガレン仕様になってて、泣いた
はー
見てこれ
超可愛くない?????????????????;;
そのままステッカーにしても売れるし買うので商品化してほしい
そんな感じで、無料ブースも楽しめたし、本命の生原画ブースもね、もうね、最高だった。最高。最高よりも上位の言葉ないの?尊い?こういう時は尊いって言うのかな?
尊かったよーーーーーーーーーーーーーー(大声)!!!!!!
ハガレンは単行本の方を読んでたので、1ページA4サイズの生原稿見た時「でっか」と思ったし、荒川先生の描かれる絵の線が、戦闘シーンは力強くて全く迷いがなくて超かっこよくて、繊細なシーンは透き通った線だし、圧倒的画力という言葉はこの為に作られたのかなと本気で思ったし、「あーこのシーンのここ・・・!うわ・・・うわー、うわーすごい・・・ええ・・・はー・・・」って無意識に言葉出るくらい、圧倒的画力だったしあの瞬間のワイのIQはたぶん5くらいしかなかった。あと、単行本最後のウィンリィとエドの掛け合い生原画見れた時はさすがに涙止まらなかった
生原画以外にも、荒川先生私物のモデルガンとかリンやメイが使ってた武器の参考資料も展示されてたよー。ネットや本じゃなくて、実物見て銃や刀描いてたことにもう言葉出てこなかった
おなじみの神シーン原画ももちろん展示されていたので、これから鋼の錬金術師展in大阪に行かれる方は超期待していいと思います。行こうか迷っている人は絶対に行って欲しいという気持ち。
あとできれば、音声ガイドもつけた方が楽しめるかもです。エドとアルが色々解説してくれるんだけど、掛け合いが超なごむし、掛け合いが超なごむので(大事二度言)余裕のある人は是非に。音声ガイドつける人は、エドの銀時計に記されてる旅立ちの日付を覚えていくと吉かも
台風が近づいてたからか、帰りは超大雨でした。寒かった!
やーでも大好きなハガレンの原稿が生で見れて本当に幸せである。
小学3年の頃の自分に、「手合わせても錬成はできないけど、おまえの大好きなハガレンの生原稿、14年後に見れるぜ」って自慢してやりたいです。
ハガレン実写映画も密かに楽しみなので、見たらまたレポするかもしれない!ひとまず終わる!